もうすぐ11月

  • 2012/10/27(土) 10:30:20

毎度ご無沙汰しております。

一昨日も3時半までお酒&カラオケ、で、翌日は定時の1時間前には出社。

9月以来、毎週1度は「ほぼ徹夜」が必ずあります。

9月は完全フリーは1日しかなかったし、毎日残業していたしで、いちだんと眠れなくなりました。

「これは危険だ」と判断したのは2週間前。ぬるい風呂に長時間浸かっても欠伸もでない。

そこでネットで検索して家から徒歩圏のマッサージを探して、先々週に90分みっちりやってもらいました。

今までマッサージされていたら、必ず途中で眠りこんで
「あれ、もう終わったの?!」
だったのに、90分間欠伸も出ず。
「あまりに長く緊張が続いて身体の芯まで凝っています。2〜3回通ってみてください」
と言われるがまま、先週に引き続き、今日も午後に90分間やってもらいます。
2週続いたから、このところマッサージが楽しみです(安くはないけれど…)。

話変わって――。

『ノンフィクション新世紀』(河出書房新社)というムックを読んで、
『ああ、こんなに読んでいない傑作と言われるノンフィクションがある』
と思い立ち、神保町の三省堂と紀伊國屋ネットショップを使ってまとめて本を買い込みました。

『怪獣記』『墜落遺体』『関東大震災』『冷たい夏、熱い夏』『檀』『食肉の帝王』『我、拗ね者として生涯を閉ず』『収容所からきた遺書』『女子高生コンクリート詰め殺人事件』『空白の五マイル』『空白の天気図』『ピカレスク 太宰治伝』

ここまでがノンフィクション。以下は雑多に
『百年前の東京絵図』『カメラが撮らえた19世紀のヨーロッパ』『地図で読む昭和の日本』『売れる作家の全仕事』『インドネシア』『経済大国インドネシア』『シリア』『職業外伝』『グローバル・ヒストリー入門』『その未来はどうなの?』『続・暴力団』『人間の叡知』『日本近代短篇小説選 昭和篇1・2』『針の眼』『近代ヨーロッパ史』

で、ごく最近読了した本はというと
『初陣物語』『イスラームから世界を見る』『巨人たちの落日』『本朝甲冑奇譚』

本を作る仕事をしていますから、真底、リラックスして本を読めないのが正直なところ、ちょっと辛いですが、本を読むことが好きで就いた職業ですから幸いなことでもあります。

真実はわからない

  • 2012/10/14(日) 16:25:30

「バラ革命」で無血で政権を奪取したグルジアの大統領サーカシヴィリが総選挙で敗れました。コーカサス(カフカス)地域(黒海とカスピ海に挟まれた地域)については、かねてより関心があったので、この選挙の結果で、ますますこの地域の複雑さを思い知らされました。

で、4年前の北京五輪開会式の日に開戦した「グルジア‐ロシア戦争(いろんな呼称が使われています。南オセチア紛争、5日間戦争など」が、どんなものであったか、詳しい本もないのでUSA製作の映画『5DAYS』をDVDで観ました。


ロシア製の戦闘機(爆撃機?)、戦闘ヘリ、戦車の実写映像は貴重なものです。
そんなことより、この映画を観た感想は、「やっぱりロシアは悪い奴だ」というものでした。
シナリオではロシアが先に国境を越え先制攻撃をしたように描かれています(慶應の廣瀬教授もその可能性を指摘しています)が、南オセチアの分離独立に反対するグルジア側が、北京五輪でプーチンが不在のタイミングで戦争を仕掛けたという説の方が、国際的には受け止められているようです。

ですから、USA製作の映画ですからプロパガンダ映画の可能性は否定できません。

でもって、若きエリートで革命を成功させ、この戦争も戦い抜いたサーカシヴィリが、政治経験のない候補者に選挙で負けた……。
戦争の結果はグルジアの負け、です。国民は指導者に対して怒っていたこともあるでしょう。
本当のところは、よくわかりません。

話変わってシリア。
激しい内戦状態が1年以上続き、数万の被害者が出ている、冷戦時代のアフリカやベトナムを除いたら、他に例がないほど激しいものです。


日本人のジャーナリストも殺害されました。
国連はたびたび調停者を送り込んでいますが、いずれも失敗。
国連による軍事的制裁発動はロシアと中国の安保常任理被告の拒否権維持のため手出しができず(国連がOKを出さなくてもアメリカはイラクを、アフガンを攻撃しましたが)、いつになったら終結するのか? 要はアサド政権が倒れるまでということなのでしょうが、圧倒的な武力(ロシア・中国・イランの後押しを受けた)を前に、反政府軍が勝利することは難しそうです。

困ることがたくさん起こります。
シリア自体はさほどの産油国ではありませんが、産油国に近接していますから、中東が不安定化し、世界の原油価格が高騰。

個人的にはアレッポのオリーブ石鹸を常用していますが、現在品薄で、回復する見通しがない。

シリアに留学していた同志社大学の内藤先生の本によると、秘密警察の監視は厳しく、反体制の機運はあったものの、経済的には産業界を優遇していたのでなかなか表面化しなかったそうです。チュニジアから吹き始めた「アラブの風」ですが、たとえ政権を倒しても、独裁者を亡きものにしても、国内の安定は道遠しのようです。グルジアだって、旧ソ連圏の国。

今回、ノーベル平和賞がEUに対して授与されることになりましたが、あれは応援のつもりでしょうが、内部でも冷めた見方をしている人々がたくさんいるようです(例:チェコ大統領)。確かに、何百年も戦争大陸であった欧州に、ここ数十年は戦争がありませんが、でも、冷戦が終わったのは、たった20年前です。世界史の長い目で見れば、ほんのひとときにすぎません。

イタリアではベネツィアが独立運動を始めたようですよ。

追記:廣瀬先生はサーカシヴィリの先制攻撃だったと明言されていました(確認・2012・10・17)

沖縄問題

  • 2012/10/08(月) 15:31:06

頭の痛い問題ですから、ザーッと流し読んでください。

日米安保が嫌いな人の気持ちはわかります。

私だって厭ですから。

でもそれは、片務的であることや、米軍将兵を日本側が裁けないということであって、少なくとも地政学的にみて、極東の、この列島にアメリカの軍事力が存在しなければ、とっくに中国共産帝国やソ連者気主義帝国の餌食になっていたことは断言できるでしょう。

だって、ろくに国家の体裁を成していない金王朝のスパイにどれだけ多くの日本人たちが拉致され、帰ってこないか。

竹島も北方領土も、尖閣諸島だって、見ればわかるでしょう? 日本の周りの国は狼どもだってことくらいは。

もちろん、こういうことは相対的な問題でもあるので、ベトナム戦争時にアメリカは「悪い国」でしたし、それは「イラク」でも「アフガン」でもそうです。

でも、良いか悪いか、馬鹿かアホか天才か、日本は憲法で戦争を放棄して経済的に成功しただけでなく、アメリカの保護を受けることができました。そうしないと「この国は何をするかわからない」という恐怖感を第二次世界大戦でアメリカ人に植え付けてしまったのです。

でも、完全な武力放棄時代は冷戦と朝鮮戦争勃発で消え去ります。
軍隊ではない「自衛隊」という武力を持ちました。
現在、その経費が世界でも有数だと非難するメディアが多数ありますが、その大半は人件費です。

ああ、話が本題に進まないので自衛隊論議は脇に避けましょう。

沖縄の人は中国人になってもいいのでしょうか?
仮に日本から独立できたとして、中国人が大挙して占領にかかると考えないのでしょうか?
それでもいいの?

普天間基地は安全性の面から大問題です。
また、在日米軍基地のほとんどが沖縄というのも大問題です。
でも、オスプレイは必要だと考えます。
現・米海兵隊のCH−46は耐用年数をとっくに過ぎている老朽飛行機(年齢は私と変わりません)


オスプレイは事故が多かったのは確かですが、飛行機というメカが完熟するまでには大変な時間がかかります。性能は桁違いに優秀なのです。沖縄と日本をを確実に守ってくれます。

ぜひ、前向きな議論をしましょうよ。

9月になりましたが

  • 2012/09/01(土) 17:24:49

はや9月となりましたが、気温はいっこうに下がりません。

さて、8月は日本人にとって鎮魂の月でありますが、

今日、9月1日は関東大震災の日であって、「防災の日」ということになっています。特に、ここ墨田区にはたった一箇所で3万余の命が燃え尽きた被服廠跡、現在の震災慰霊堂があったり、そこには同時に東京都復興記念館といって、東京大空襲の記念館もあり、この街で育った身には、まだまだ天災・戦災の記憶が呼びさまされたままになっています。

てなわけで、前々回に水木しげる先生の『総員玉砕せよ』を紹介しましたが、この夏に読んだ本で印象深かった本を3冊アップします。 



第二次世界大戦で日本人の戦死者は300万人と言われていますが、旧ソ連は2000万人というのが通説となっています。日本は、米英仏蘭豪その他と戦い、それだけの戦死者ですが、ソ連はドイツとしか闘っていないのですよ(詳細を述べればルーマニア、ハンガリー、イタリアも入りますが)。なにゆえの、この膨大な数字!

ご存知のようにソ連は秘密主義の独裁国家でしたから、WW2でソ連兵がどんな闘いをしてきたかは、ほとんど明らかにされてきませんでした。それが、今回、イギリス人の情熱で、歴史的な大著となって世に出ました。

膨大なインタビューと兵士たちの手紙や日記類を徹底的に渉猟した傑作です。

如何せん、旧ソ連兵がドイツやポーランドで働いた暴虐については、元兵士の口からは出てきません。当たり前のことです。それを知るならこちらでしょう。

ここまでは第二次世界大戦の本。
以下は大東亜戦争の本ということになりますね。



精神医学者にして作家という箒木蓬生氏が丁寧に書き下ろした、大東亜戦争時の日本軍医の話。
オムニバス形式というか、短編集というべきか、丹念に取材されて書かれたノンフィクションというべきか。小説であるかどうかを問う必要はないでしょう。
兵隊とは違う、軍医という立場からみた大東亜戦争の実態を、ここまで踏み込んで描かれた本を私は他にしりません。

8月最終土曜日。暑さは続く

  • 2012/08/25(土) 17:09:22

早いもので8月も最終土曜となりました。

もちろん、実質、来週は金曜まで8月なのですが、月曜から水曜まで、

やっと、やっとの夏休みなので、ふ〜、でございます。

Pの実家の改築の第一次工程も今日、最終検査と引き渡しが済み、

これもふ〜、でございます。

まだまだ、引っ越しに向けての作業はもちろん、それ以前に、第二次改築のための方針を決めたりせねばならず、心から休める日は、明日1日くらいです。

ところで、昨年中止となった浅草サンバカーニバルが今日行なわれました。 



何度か“参加”している者としては、やはり嬉しいです。

なんで浅草でサンバなの? ということにはきちんとした理由がありまして、

バリグブラジル航空の搭乗員の指定ホテルが浅草ビューホテルだったということが

最大の御縁ですし、日本で一番、日系ブラジル人が多い群馬・栃木ですが、

いずれも東武線沿線ということもあります。

毎年、芸を凝らして見事なカーニバルとなっていますから、ぜひ一度ご覧になられることを

お薦めします。

浮かれすぎではないか?

  • 2012/08/12(日) 14:33:07

今回のオリンピックは、

過去最多のアテネ大会を上回るメダル獲得

48年ぶりのボクシング金

28年ぶりの女子バレーメダル

その他、卓球、フェンシング、女子レスリング、女子バドミントン、女子サッカー、水泳男女メドレーリレー等など、選手たちの活躍に毎晩寝不足を感じながらも声援を送り続けてきましたが――。

消費税導入決定

北方四島にロシア総理上陸

竹島に韓国大統領上陸

緊迫するシリア情勢

危機的欧州経済

・・・・

日本の内外は非常に厳しいはずなのに、新聞もテレビも五輪報道ばかりで、日本人は目くらましにあっていると言っても良いでしょう。

8月8日広島原爆忌 9日は長崎原爆忌、そして水曜15日は終戦記念日。

いいかげん、しゃんとしなければいけません。

さっき、NHKの再放送で水木しげるの「総員玉砕せよ」のドラマを観ていて、痛切に思い、何冊目かを注文しました。 


ご無沙汰しております

  • 2012/08/11(土) 17:37:43

スカイツリー開業前に投げやりな投稿をして以来でございます。

とんと、この前の投稿前後に、Pの実家を改築して、

来年にはそこに転居しようということになり、

毎週土日は業者と打ち合わせが相次ぎ、しかも先週は会社まで移転し

仕事は当たり前のように抱えていますから、なんとも。

健康診断で肝機能に注意が点ったので、休肝日を増やしましたが

フラストレーションは溜まる一方ゆえ、このように

空き瓶がザクザク。 



すっかりワイン党となり、ひねくれ者ですから、フランスのボルドーよりイタリアの

地酒のようなものにはまっています。

安いし、銘柄ごとに特色・地方色があって楽しいですよ。

フランスならアルザスですね。写真の左手のいちばん手前はポピュラーなもの。

ドイツとの国境地帯で、

フランス語ならアルザス・ロレーヌですが、

ドイツ語ならアルザス・ロートリンゲン。

互いに獲ったり獲られたりした歴史は、そこの地味が豊かであり鉱工業も盛ん

ということもあります。で、ライン河沿いですから、ワインも限りなくドイツ風、

でも、決してドイツワインではないのがアルザスワインの魅力ですね。




改築はまだしばらく続き、夏休みもまだまだとれませんが、

夏のうちにまた更新したいと思います。

油蝉鳴く 葉月十日あまりついたち